2024年12月5日
カヌレの魅力を徹底解剖!人気の秘密とフォリクラッセアレンジ
「カヌレ」という名前を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?
近年、人気が急上昇しており、洋菓子店だけでなくコンビニスイーツとしても親しまれています。
今回は、そんなカヌレの魅力を深堀りしつつ、フォリクラッセケータリングの新作メニューをご紹介いたします。
カヌレとは?カヌレの起源と歴史
カヌレは、フランスのボルドー地方発祥の伝統菓子です。
フランス語で「cannelé」は「溝のついた」という意味で、その名の通り、型に刻まれた溝がカヌレの個性的なフォルムを作り出しています
カヌレの誕生については諸説あり、完全には解明されていません。しかし、いくつかの説や歴史的な背景から、その魅力的なストーリーを紐解くことができます。
ワイン造りの副産物という説
ボルドー地方はワインの名産地であり、ワイン造りの際に大量に余る卵黄を有効活用するためにカヌレが生まれたという説があります。ワインを澄ませる際に使われる卵白に対し、卵黄はあまり使用されず、これを無駄にしないために甘いお菓子として作り出されたと言われています。
修道院が発祥という説
ボルドーにあるアヌンシアード修道院で、修道女たちが考案したという説も有力です。修道院では、食料の自給自足が行われており、余った食材を活かして様々な料理やお菓子を作っていたと考えられます。カヌレもその一つであり、修道院のレシピとして受け継がれてきたという説です。
カヌレの特徴的な見た目と食感
特徴的な縦溝
カヌレの最も特徴的なのは、型に刻まれた縦溝です。
この溝は、熱伝導を均一にし、焼きムラを防ぐ役割も果たしており、外側はカリッとした香ばしい食感で、内側はしっとりとした柔らかい食感に仕上がります。
独特の弾力
カヌレの材料は、卵黄、バター、牛乳、砂糖、ラム酒、バニラビーンズなどの焼き菓子に使われる一般的な材料ばかりです。
独特な形の型と焼き時間と温度を適切に調整することで、外側のカリカリ感と内側のしっとり感が絶妙なバランスとなり、口にした時に独特の弾力を感じることができます。
そんな魅力的な味と食感カヌレは、フォリクラッセケータリングでも過去に何度かご提供してきました。過去メニューの中からいくつかご紹介いたします。
フォリクラッセのカヌレレパートリー
モンブランカヌレ
カヌレに濃厚なマロンペーストをたっぷりと使ったクリームを合わせたフィンガースイーツ
一般的なモンブランとは一味違う、もっちりとしたカヌレとの絶妙な組み合わせがクセになる一品です
ピスタチオと
ラズベリーのカヌレ
カヌレの中央に、濃厚なピスタチオのクリームを挿入し、トップにはラズベリーピューレを使ったクリームを施したスイーツです
ピスタチオの濃厚なナッツの風味と、酸味と甘みのあるラズベリーのコントラストが絶妙で、しっとりしたカヌレとの相性も抜群の一品
ゴーストカヌレ
ハロウィンメニューとしてご提供していた、可愛らしいゴーストの顔がポイントのスイーツです
甘酸っぱいベリーがアクセントになった、可愛さとおいしさのダブルの魅力が詰まった一品です
黒猫のカヌレ
こちらもハロウィンメニューの1つ、ギョロっとした目が特徴的な黒猫のカヌレです
可愛い見た目とは対照的に、酸味の利いたレモンゼリー(黒猫の目)がアクセントとなった一品
これまではスイーツとしてご提供することが多かった、フォリクラッセケータリングのカヌレですが、今シーズンのメニューには、フィンガーフードとして登場しています!
【最新作】鴨肉のパテと赤ワインのカヌレ
その名も、【鴨肉のパテとい赤ワインのカヌレ】
2024年12月よりご提供を開始した、今年の冬のシーズンメニューに、フランス発祥の洋菓子カヌレを大胆にフードにアレンジしたメニューがラインナップ。
自家製のカヌレは、小麦粉やバター、卵液を合わせて、ひとつひとつ丁寧に焼き上げます。砂糖は加えずに作っているので、甘みは少なく軽い仕上がり。
しっとりとした重量感が特徴のカヌレですが、今回のカヌレは軽めの食感に仕上げ、濃厚な鴨肉のパテとのバランスをとっています。
パテは、鴨のもも肉をメインに、鶏レバーなどを合わせて丁寧に仕上げ、切り込みを入れたカヌレにサンド。特製の赤ワインソースをトッピングして、シックな雰囲気に仕上げています。
一口サイズの小さなカヌレですが、サクッとした軽い食感のカヌレと濃厚なパテのうま味と奥深い味わいをお楽しみ頂ける一品です。
鴨肉のパテとい赤ワインのカヌレは12月から2025年2月いっぱいまでのご提供となりますので、ぜひ一度お召し上がりになってみてください!
2024-25冬のシーズンメニューご提供を開始しました
今回ご紹介した、鴨肉のパテとい赤ワインのカヌレを含む、2024-25年冬のシーズンメニューを公開いたしました!
こちらのページから、シーズンメニューを写真付きでご覧頂くことができます。
2025年のケータリングについても、ご予約を受け付けておりますので、ぜひメニューをご覧になって、お問い合わせください!