2016年12月19日
節分豆まきの歴史とおすすめの節分パーティーをご紹介
2017年2月3日(金曜日)は節分です!
前回は、節分界のニューカマー恵方巻きについて大解説いたしました。
順序がちょっと逆になってしまいましたが、
今回も意外と知らない「節分の基礎情報」と
「節分パーティーを行っている企業様や
節分時期に社内パーティーを考えている企業様におすすめのパーティー」
について書いて行きたいと思います。
「節分」とは「季節の分かれ目」春を祝う日
「節分」とは「季節を分ける」。
季節が代わる節目の日のことで、実は年間合計4回あります。
立春・立夏・立秋・立冬の、各前日です。
その中でも「冬が終わり、春が来る日・立春」は、
自然と密接に関わっていた昔の人にとっては、非常におめでたい事なのです。
また、旧暦では、立春が一年の始まりとされています。
つまり、節分は大晦日のようなもの。
江戸時代移行以降は、この2月の節分だけを「節分」として指すようになり、今でも残っています。
節分のルーツは中国から。豆より物騒なものが飛び交う行事。
旧暦と言われる「二十四節季」は
太陽の動きに基づいた「太陽暦」の1つで、中国で作られました。
「季節の変わり目には邪鬼が入り込む」と考えられていて、
その厄払いの儀式として、12月の大晦日に宮廷で行われていたのが
「追儺(ついな・おにやらい)」という儀式。
鬼に扮した人を、モモの弓、アシの矢などで追い払います。
日本には、文武天皇(689~707年)の頃伝わり、
平安時代(794~1185年)には、宮中行事として定着していました。
室町時代(1336~1573年)には、上記の物騒なものに変わり、
安心安全な大豆がまかれるようになりました。
その後、いろいろあって、今の節分の日・様式になりましたとさ!
あの「鬼」がなぜ「大豆」で退治できるのか?
ずっと疑問に思っていました。
なぜ大豆で鬼を退治する事が出来るのでしょうか?
だって、鬼ですよ!?
イラストだと結構かわいく描かれていると思いますが、
大豆で鬼を追い払うなんてイメージできませんよね?
リアルに想像してみてください。
牙と角が付いた、原色肌の超高身長ゴリマッチョが
半裸で鈍器持って、本気で襲いに来てるんですよ!?
それを、一般人が素手で豆を投げたところで、退治できるのでしょうか!?
上記の追儺で使われていた本気の武器なら、鬼退治も出来ますが
どうして「豆で鬼退治しよう!」ということになったのでしょうか・・・。
「聖なる大豆」の属性攻撃で、鬼に大ダメージ!
実は、古くから、豆は五穀の1つで、穀物の神様が宿ると考えられています。
(五穀は米・麦・あわ・きび・豆)
平安時代に、京都の鞍馬山の鬼が都を荒らしに来た際に、
毘沙門天のお告げにしたがって、煎った豆を投げて退治した。
という逸話があります。
鬼の目「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて
「魔を滅する(魔滅=まめ)」したようです。
日本の伝統文化って結構ダジャレ的な部分多くてかわいいですね(´ω`)
ちなみに、豆まきに使用するのは煎った豆でなくてはいけません。
「陰陽師」でおなじみの「万物は水・木・火・土・金の五元素の性質を持つ」
という「陰陽五行説」に基づいています。
本来「金」の気である大豆を炒ることで「火」の気を帯びさせ、
同じく「金」の気である鬼を退治できるようになるからです。
なるほど!RPGで言えば
大豆は聖&火属性、魔法攻撃なのですね!
ドラクエの呪文で例えると
「ソイ→ソイミ→ソイゾーマ→ソイガイアー→ソイマータ」
と進化していくかんじですかね!
会社で「節分・豆まきパーティー」はいかがですか?
1月の新年ムードも落ち着いた時、
ちょっと変わったパーティーを企画したい場合は
社内の会議室などで「節分パーティー」なんていかがでしょうか?
恵方巻きも大量にご用意出来ます!
また、節分にちなんだ大豆料理やイワシ料理・恵方巻きを食べつつ
最後は社内で豆まき大会!
大人になって「何かを撒き散らす」なんてことは久しくしていないと思いますから
きっと大盛り上がり間違いなしです!
社長や◯長など、上役のみなさんに、鬼をやってもらい、
社員で大豆を浴びせまくる!
という禁断の手法もございます!
フランクな会社様はぜひ挑戦して頂きたい催しです!