2017年5月29日
企業のイベント担当者のための年間行事まとめ【9~12月・秋&冬編】
【企業の総務・人事・イベント担当の方向けの記事です】
今回は、日本の会社員・働く皆さんに関係のありそうな
イベントをまとめてみた連載コラム!
今回で最終回です!
過去の新年~夏のイベントはこちらをどうぞ!
9月のイベント
敬老の日:2017年は9月18日・2018年は9月17日
毎年9月の第3月曜日と定められている国民の祝日です。
「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」です。
数え年61歳のお祝いを赤いちゃんちゃんこなどを着てする「還暦」や
数え年88歳をお祝いする「米寿」などが有名な
「長寿のお祝い事」は、この敬老の日か、
その方の誕生日に行われることが多いようです。
シルバーウィーク
2009年に初登場した
秋の大型連休!シルバーウィーク!
しかし、ここで皆さんに残念なおしらせがあります。
2017年も2018年も、5連休シルバーウィークはありません!
次の5連休シルバーウィークは…10年後の2026年!
実はシルバーウィークは数年に一回登場する、
ボーナス的大型連休だって、ご存知ですか?!
私は知りませんでした!もっと満喫しておけばよかった!!
2回めシルバーウィークであった2015年は
下記のような日程で5連休でした!
- 19日(土)
- 20日(日)
- 21日(敬老の日)
- 22日(国民の休日)←なにこれ?
- 23日(秋分の日)
「国民の休日」はオセロみたいな祝日
え!?国民の休日ってなんですか?他の祝日は「国民の祝日」ですが…
なんとこの「国民の休日」何の記念日でもないのです。
前日と翌日、両方を祝日に挟まれている平日は、
祝日法により「国民の休日」としてお休みになります!オセロかっ!
この条件が発生するのは、一年でシルバーウィークでだけ!
「秋分の日」はけっこうふわふわした祝日
「秋分の日」は地球が秋分点を通過する日です。
昼と夜が同じ長さになります。
国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子を元に
前年の2月に閣議決定されます。
つまり計算ではある程度求められるのですが
正式な決定は前年2月までわかりません。
だいたい例年9月の22日か23日が秋分の日になっているようです。
秋分の日は「秋彼岸」の中日として
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」趣向の日です。
この日お墓参りをされる方もおおくいらっしゃいますね。
十五夜:2017年は10月4日・2018年は9月24日
十五夜について、詳しくはこちらのコラムで解説しております。
10月のイベント
ハロウィン
日本でも近年ものすごい盛り上がりをみせてきたハロウィン。
こちらのコラムで詳しく解説しております。
11月のイベント
七五三:11月15日
お子様がいらっしゃる方には重要な日。
子供の成長を願い神社などで「七五三詣で」を行う日本の伝統行事です。
この日になった理由は諸説ありますが、今では11月中の土日で行われる方が多いようです。
一般的には女の子は3歳と7歳。
男の子は5歳に行います。
酉の市:11月の酉の日
日本中の特鷲(おおとり)を社名とする神社で
商売繁盛を願った「縁起熊手」を売る露店が並ぶ行事です。
東京都では台東区の鷲神社が日本最大です。
2017年の場合
一の酉:6日 二の酉:18日 三の酉:30日
2018年の場合
一の酉:1日 二の酉:13日 三の酉:25日
フォリクラッセケータリングの本社も含めて、
新卒から3社全て、東京の下町にある会社に勤めている自分としては、
酉の市の日に、社員皆で事務所の熊手をもって、
より大きな新しい熊手を買いに行くというのは、
とても馴染みのある光景です。
文化の日:11月3日
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨とする祝日。
日本国憲法が公布された日です。
勤労感謝の日:11月23日
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨とする祝日。
しかし、どうしてこの日なのでしょうか。
古くから農業国家である日本は、五穀の収穫を祝う宮中行事として、
飛鳥時代から新嘗祭(にいなめさい)が行われていていました。
それが、戦後GHQの占領対策によって、天皇行事から切り離された
「勤労感謝の日」となりました。
働く全ての大人が労われる、良いネーミングだなと、私は思いますよ。
12月のイベント
クリスマス
天下無敵のクリスマス!
クリスマスに関しては、こちらのコラムで熱く(タブーも含み)
語っておりますので、よかったらどうぞ!
忘年会
社内や団体で一年の労をねぎらう宴会。
ここで社員の結束も高まりますね!
よかったらこちらもどうぞ!
仕事納め・年末年始の休み(大晦日&正月)
その年の最後の営業日に企業などで行われる「仕事納め」「納会」。
オフィス内で行われることも多く、私たちケータリングがお役に立てるイベントです。
そしてその後の年末休み→大晦日→正月の三ヶ日の連休。
多くのみなさんが楽しみにしているおやすみですね!
2017年~2018年にかけての年末年始休暇は
一般的には30日(土)~3日(水)の5連休です。
思いの外、3部作の大ボリュームになってしまった、年間行事まとめシリーズ。
今回でおしまいです。
まとめていて思ったのは「なんてイベントの豊かな国なんだ」
そして「結構祝日が多いんじゃないかな?」ということです。
日本の祝日数は世界3位!
日本の祝日は合計15日。
6月以外は毎月1日かそれ以上、祝日があります。
マーサーによる調査では
なんと、この数字は世界第3位だそうです!
年間祝祭日数ランキング
1 インド・コロンビア (18日)
2 タイ・レバノン・韓国 (16日)
3 日本・アルゼンチン・チリ・フィンランド(15日)
4 トルコ(14.5日)
5 インドネシア・マレーシア・フィリピン・ロシア
ベネズエラ・モロッコ・マルタ・スペイン(14日)
こうしてみると、アジア圏が多いですね。
でもヨーロッパ人は、日本人よりずっと休んでいるイメージがある…
エクスペディアの調査によるとヨーロッパでは有給日数が30日と多く、
夏のバカンスと言う形で、1ヶ月間ドーンと休みます。
みんな有給を消化する風習と、法律ができているんですね。
それに比べて日本は、有給20日のうち10日しか消化していない
「有給消化率最下位」の国。
まじめで空気を読む国民性と、
ちょこちょこ休みが多い祝日制度のおかげで
バカンス無しでもやっていけちゃうからかもしれません。