2016年5月2日
ベジタリアンとヴィーガン(ビーガン)の違い
「『ヴィーガン(ビーガン)』って言葉は、
『ベジタリアン』をオシャレに言い換えたやつでしょ?」
そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
でも実際は結構意味合いが違うんです!
海外セレブにも多数いるベジタリアン。
日本でも続々、増えてきているベジタリアン対応レストラン・カフェ。
「ゆるベジタリアン」「ゆるヴィーガン(ビーガン)」という言葉も登場して
今や「ライフスタイル」の一つとして浸透してきた、大注目のキーワードです!
「ベジタリアン」は菜食主義者の総称
「ベジタリアン」=「菜食主義者」
ということは、みなさんご存知だと思います。
日本の一部の地域では
「ベジタリアン」=「ドラゴンボールのベジータが大好きな人」
という意味を持つとか、持たないとか…(持ちません)
実は、菜食主義者と呼ばれる方々の中でも、
「どうして菜食主義なのか」という理由によって、
召し上がる食材の基準は様々です。
「ベジタリアン」とは、
様々なタイプの菜食主義の方々全体を、
まるっと全体的に示す言葉です。
「ヴィーガン(ビーガン)」はその中の一分類の名称なんです。
いのちだいじに!ヴィーガン
(ビーガン:Vegan:完全菜食主義者)とは?
エシカル・ヴィーガン(ビーガン)
「人間は、動物から搾取することなく生きよう!」
という思い(ヴィーガニズム)のもと、動物由来のものを使わない
生活スタイル(哲学)を実践する方々の事です。
つまり、卵も乳製品も、はちみつも食べません!
もちろん、食事だけではなく、
レザー(本革)・毛皮製品も、ウールもシルクも、ダウン(羽毛布団も)もアカン!
ムシャクシャしたからって、アリを踏み潰すなんてもってのほか!!!!
余談ですが、
紙パックなどで市販されている甘~いドリンク「いちごミルク」や、
みんな大好き「ス◯ーバックス」の「ストロベリーフラペチーノ」
などをピンクにするために使われる「コチニール色素」。
あれ、、コチニールカイガラムシという虫を
ブチュッと潰した汁なんですよ、、、((((;゚Д゚))))
もちろんエシカル・ヴィーガン(ビーガン)的には、NGでっす!
ダイエタリー・ヴィーガン(ビーガン)
「動物性のものを避ける」という制限は食事のみ。
服や日用品など、食事意外の動物使用を避けようとはしない方々です。
フルータリアン
上記のエシカル・ヴィーガンの基本理念にもとづいて
動物製品を生活で使用しない上に、
「植物においても、生命を奪わないものしか食べない」
というモットーの方々。
りんごやオレンジなど、主なフルーツ類(ナッツ類も)は果実を食べます。
「りんごの果実」を食べても「りんごの木」自体は死にません。
でも、人参をたべたら、人参自体の命を奪ってしまいますから、人参はたべません!
なんという優しさの極み!!!
菜食+αが食べられる!「◯◯ベジタリアン」
ラクト・ベジタリアン(Lacto-Vegetarian:乳菜食)
Lactoとは、乳のことです。
植物性食品に加えて乳・乳製品などを食べる方々。
オボ・ベジタリアン (Ovo-Vegetarian:卵菜食)
ovoは卵を表す、ラテン語のovumから。
植物性食品に加えて卵を食べる方々。
魚の卵もOK!なのでイクラなどもたべられます。
ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-Ovo-Vegetarian:乳卵菜食)
植物性食品、乳製品、卵を食べる方々。
つまり、ほぼ「肉以外はみんなOK」のベジタリアン。
欧米の大半のベジタリアンがこのタイプだそうです。
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