2022年10月24日

ちょっと先のおもしろい!?おいしい!?未来のフード

ようこそ、ちょっと先の未来へ

このページをご覧いただいているということは、10月29日-30日に港区竹芝にて行われているイベント、『ちょっと先の面白い未来”CHANGE TOMORROW”』にご参加いただいているのだと思います。

イベントはお楽しみいただけましたでしょうか?

弊社からは、ちょっと先の未来のフードと題して、わくわく面白い?ちょっと未来が心配になる?いろいろな見方のできるお料理&スイーツをご用意いたしました。

お肉やお魚が食べられなくなる未来!?

SDGsというキーワードが、様々なメディアで取り上げられています。

自分には関係ない、と思って気に留めない方でも

・2050年には海に捨てられるプラスチックが魚の量を上回る
・温暖化が加速し、海面上昇や気候変動による生態系バランスの崩壊
・肉食による環境負荷の実態

など、肉や魚をこのままのペースで世界中で食べ続けるとどうなっていくのかという話題には、少なからず危機感を感じるはず。

このような問題に対して世界中の科学者が『代替え食品』の開発に取り組んでいます。

大豆を原料にした『大豆ミート』など、他の原料を加工して味や食感を似せた食品から、お肉の細胞を培養した『培養肉』といったサイエンティフィックなものも、実用化に向けて日々研究開発が進んでいるんだとか。

プラントベースフードという選択肢

日々研究が進んでいる、環境にやさしいとされる代替え食品ですが、小さい子供も安心して食べられるようになるまで、まだまだ時間はかかりそうですよね。

そこで、今ある食材で「植物性食品を積極的に摂取する」ということに主軸にした考え方、『プラントベース』『プラントベースフード』という選択肢をご紹介します。

プラントベースとは

プラントベース(plant based)とは、植物性食材(プラント)由来(ベース)を意味します。植物性由来の食品全般(野菜・果物・穀類・豆・キノコ・海藻や、それらを加工した食品・料理)を指して”プラントベースフード”と呼んでいるのです。

同じような意味で、聞いたことがあるキーワード『ヴィーガン/ビーガン』とは何が違うのでしょうか?

ヴィーガン(ビーガン)とは

ヴィーガン/ビーガンは、動物愛護の精神や環境保護の見地から「動物性の食べものを食べない」完全菜食主義者または、そのライフスタイル全般を指す言葉です。肉や魚だけでなく、卵や乳製品を含むすべての動物性食品、はちみつも食べません。

ヴィーガンとプラントベースとの違いは?

動物愛護の精神から「動物性食品を出来るだけ摂取しない」ことにフォーカスしたのがヴィーガン/ビーガンの食生活であるのに対し、カロリー過多や脂質過多など、健康上の問題解決のために「植物性食品を積極的に摂取する」ということに主軸を置いているのがプラントベースフードであるということができます。

肉食を控えてプラントベースフードに移行することで、環境にもたらす大きな効果が期待されているほか、健康面でも野菜をたくさん摂ることで、血圧や中性脂肪、血糖値の値を改善したり、腸内環境が改善されることにより、美肌など美容にも良い効果が期待されます。

詳しくは、こちらのコラムにも記載しているので、シリーズで読んでいただけると嬉しいです!

論より証拠!食べてみて!

どんなにお膳立てされたって、美味しくないものは食べたくないって!??

まぁまぁどうぞ、召し上がれ!!

プラントベース
クラシックショコラ

カカオマスとココアパウダーに、白砂糖ではなくメープルシロップの甘みを足しています。木綿豆腐を使用してショコラの重厚感としっとり感をだし、風味豊かに仕上げるために、オレンジの果汁を隠し味に入れています。通常はバターを使用しますが、植物性の油脂”太白ごま油”を使用。

※トッピングは今回ご提供のものと異なります

プラントベース
ブルーベリーチーズケーキ

生地にはピューレ状にしたブルーベリーを混ぜ込み、ココナッツオイルとナッツや豆類でコクを追加。レアチーズケーキのさわやかさを、オーガニックの瀬戸田レモンで演出。化学調味料や合成着色料などは一切使用しておりません。

※トッピングは今回ご提供のものと異なります

ポールマッカートニーも推奨、ミートフリーマンデー

環境のために、私たちができることの一つは、お肉やお魚を食べる頻度を減らしたり、食べる時は環境に配慮して育てられたものを選ぶことです。

そこでお勧めしたいのが、ポールマッカートニーも推奨しているという『ミートフリーマンデー』

ミートがフリー=肉食べ放題!ということではありません。(強調)

『月曜日は肉を食べない日にしよう』という活動で、海外では学校給食にも取り入れられるほど広がりを見せている活動です。

お肉やお魚など、動物性食品をを完全に食べないというのは、とてもハードルが高く感じますが、まずは週に1日だけでも、動物性食品を食べない日を作って、プラントベースの食生活を実践してみるというのは、気軽にできそうですよね。

温故知新なプラントベースのすゝめ

ミートフリーマンデー、よし、やってみよう!と思っても『何を食べたら・・・』と思ってしまう方ももしかしたらいるかも?

そんな方には、私たち日本人の伝統食、和食はほとんどプラントベースだったことを思い出してほしい!!
※ほとんど、ってところが取り入れやすいポイント、でしょ?

白米に、ネギとお揚げのお味噌汁、納豆におしんこの朝ごはん。よーく考えたら完全に植物性食品のみで構成された献立ですよね。

仏教の僧侶が修行の一環として食べることでも知られる精進料理は、もう何百年と受け継がれているプラントベースフード。

忙しい現代人は、食事にそこまでの手間をかけられませんが、週に1回、和食の日を増やすことや、一日1食でも、和食を選ぶことを心がけたら、きっと自分自身の健康にも、未来の地球環境にも良い影響を与えられるのではないでしょうか??

会場でご提供した今日の料理は?

10月29日にご提供させて頂いたお料理は、一つ一つテーマを設けて作成させていただきました。

それぞれの料理の特徴など、詳細を後日掲載予定です!お楽しみに。

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