2020年7月28日
お客様に安心してケータリングをお楽しみ頂くために【設営準備編】
お誕生日のお祝いパーティーにケータリングしてきました
前回(いや、前々回)のコラムでは、新しいケータリング様式の”出発編”として、ケータリングでお客様のもとへお伺いする前の、社内での取り組みについてを特集しました。
お客様に安心してケータリングをお楽しみ頂くために【出発前編】
今回は、先日、東京都新宿区神楽坂にて、お誕生日会でご利用頂いた際の事例をもとに、ケータリング先での設営準備中の様子をお届けいたします。
早速設営開始!!
お料理や備品を会場に搬入し終わると、すぐに料理卓(ビュッフェテーブル)の設置からスタートします!テーブルクロスを綺麗にかけて、会議用テーブルを変身させていきます!!この写真は、普段なかなかお見せしない設営中の様子です。
いつもお届けしているのは、華やかな装飾や、色とりどりのパーティーフードですが、準備風景は何とも地味。裏方の仕事はどんなお仕事においてもそうかもしれませんね。
チラシテーブルの準備
同時に、ゲストがお食事を召し上がるためのテーブルのセッティングも行っていきます。我々はこれをちらしテーブルと呼んでいます。パーティー会場の中に散らして設置するテーブルなので、”散らし”というんだそうです。(諸説あり)
始めてケータリングの現場に出たとき、『チラシにクロスまいといて!』と指示され、『チラシ(フライヤー?)に?クロスを撒くの?どこに!?どうやって!?』『チラシで、クロスを巻くの??巻けないよ!?』と思ったのを、今でも思い出します・・・笑
そんな話はさておき、今回は内輪のパーティーのため、着席でゆっくりお召し上がりになりたいという主催者側のご希望で、着席用のテーブルを使用して、そのテーブルの中央にも少しお料理を配置する予定です。
料理テーブルの準備に戻ります
さて、料理卓(ビュッフェテーブル)の方では着々と準備が進んでおりました。新型コロナウィルス感染症の拡大防止への取り組みとして、料理を取る前にお客様がご自身で手指の消毒をしていただけるよう、消毒液を設置しております。目立つようにPOPと一緒に設置していきます。
ドリンクカウンターの設営
続いて、ドリンクを提供するBARカウンターの設置に移ります。手袋を新しいものに交換し、グラスやドリンク各種を並べていきます。今回は、プラスチックカップでのご提供です。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のための新しいビュッフェプラン~Safe the Buffet~では、ドリンク各種は使い捨てグラスにてご提供しています。(ご希望に応じてガラス製のグラスへの変更も無料で承ります)
バックヤードの準備
さて、BARの設営も完了したところで、バックヤードのセッティングに移ります。お客様の施設を汚すことのないように、バックヤードはしっかりと養生するのが鉄則!ですが、ここで問題発生!ビニールの手袋をしたままだと、養生シートと手袋の間に静電気が発生してうまく養生ができない!!!!
ここは、しっかりと養生シートを設置することを優先して、手袋を外して作業させてもらいました。お誕生日会ということで、見るからにお高級なプレゼントが保管されている大事な場所ですから、ね。
お料理を並べていきます
最後に、パーティー開始時間までを逆算しつつ、お料理を料理テーブルに並べていきます。冷たいお料理は直前まで保冷し、温かくお召し上がりいただきたいお料理は、本番中も湯煎で温めながらご提供いたします。(右端の銀色の器が、お料理を温かくご提供するためのチューフィング)
コロナ対策でお悩みのイベント関係者の皆様へ
新型コロナウィルス感染症の拡大防止の観点から、サービススタッフは手袋とマスクをした状態で設営準備をさせて頂いています。実際に作業をする中で、思いもよらない問題点(今回は静電気問題)が出てくることがあります。
普段から、私たちは毎日違うお客様の施設へお伺いし、パーティーを開催しているため、”臨機応変に対応する”ことには長けております。これからのイベントの開催にあたっては、どのような趣旨のイベントであっても、”コロナ対策”という部分で頭を抱えていらっしゃるイベント関係者の方も多いことと思います。イベントの開催にあたり、どんな対策が必要なのか、どんな対策が出来るのかをともに考え、ご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談下さい。